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何が福祉だ!何が介護保険だ!役人!貴様ら・・・「介護疲れと生活苦、母親承諾殺人の54歳に猶予判決」

介護疲れと生活苦、母親承諾殺人の54歳に猶予判決 (読売新聞)

凄く考えさせられるニュース・・・。
ネット上の世間様は山本=欽ちゃん問題なんだろうけど、おいらとしては仕事にも関わるネタだっただけに、ちょっとこっちについて考えたことなどを。

 介護のために昼夜が逆転する生活が続き、昨年9月に勤務先を退職。生活保護申請
のため、福祉事務所を3回訪れたが、受給は認められなかった。認知症の進んだ母親と生活していけない、と無理心中を図り、息子だけが生き残ったことで承諾殺人となって、懲役2年6月、執行猶予3年の判決が出た、ということなのだが・・・。

 自分も在宅ケアマネをしていた頃、こういった状況に近いケースを担当したことがあり、そこには毎日通って本人の話し相手になったり、行政とけんか腰で話し合ったり、と言ったことをやっているんです。そのケースの方は何とか障害年金と各種の福祉サービスで生活していけるようになって、今は家と老健の往復で生活しています。こういうアプローチさえできれば、こんな事にならなかったんでしょうが・・・

今回のケース、何が悪いかというと、もうこれは福祉事務所の過失、としか言いようがない。確かに福祉事務所のケースワーカーは福祉施設のケースワーカーと違い、クライアントを受け入れる技術は必要なく、いかに相手の話を聞いたふりをして納得したフリをして、申請を断るかが仕事なんだけど、こういうケースは民生委員やケアマネとの連携で生活に支障がないような環境を整えるのが当然だと思う。でも、役人はたぶんこういうだろう。
「そんな前例はない」「それは私たちの仕事じゃない」
・・・もうね、これからはこういったことが多々起こることは予測されているのよ。正直。福祉事務所や福祉担当の役人は、こういう弱者を救うためにいるのじゃないの?福祉施設に監査の名目で入ってきて文句付けて金もらうぐらいなら、その金をこういった社会的弱者に分け与えろや。少なくともうちら福祉従事者は貴様ら馬鹿役人の何百倍もきつい仕事してるんだからな。給料は圧倒的に少ないのに。

今回の事件の福祉事務所担当者は何らかの罰が必要だと思う。それと、生活保護をはじめとした福祉関連に対しての規定を変えるべき。

今から予言する。こういったことはこれから何百件、何千件も起こるだろう。それでも、福祉事務所のケースワーカーをはじめとした馬鹿役人はのうのうと税金をむさぼり食い続けるだろう。

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